ビルアンサー
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アパレル業界向けのテナントリーシング事例

テナントリーシングとは、商業施設の立地・条件に合うテナントを見つけて、企画提案や交渉を行うことです。

デベロッパーがテナント企業と直接、もしくは運営会社がデベロッパーと出店したいテナント企業との間に入り、運営管理やマーケティングも幅広くサポートしています。

この記事では、最近のアパレル業界をターゲットとしたテナントリーシング事例をご紹介しましょう。

渋谷パルコ(PARCO)

50周年を迎える2019年11月、「渋谷パルコ」がリニューアルオープンしました。

商業施設は地下1階から地上9階まで、全部で193のテナントが出店しています。

渋谷 パルコは、年齢層や性別のターゲットを設定せずに、幅広い人に新しい発見をしてもらうことをコンセプトにしています。従来型の、立地分析から始まる、マーケティングをあえて行わず、デベロッパーとしての感性を前面に押し出したMDとなっています。

その結果、アンダーカバーなどの東京発のブランドやストリート系ブランドだけでなく、 これまで百貨店を中心に出店をしてきたラグジュアリーブランドの誘致にも成功しました。

リーマンショック後、パルコは、外資系ファストファッションをキーテナントとするMDを中心にゼロゲートなどの新規の商業ビルの開発を行ってきましたが、ここにきて、それらのテナントの日本からの撤退や、都心案件からの撤退などを背景に、原点回帰ともいえるリーシングに注力した事例と言えます。

まとめ

EC比率の高まりや、消費行動の変化に伴い、従来型のリーシングでは、テナントおよび消費者のニーズをとらえきれなくなっています。渋谷エリアでは、昨年から、渋谷パルコ、渋谷スクランブルスクエアなどの大型商業施設の開業が相次いでいますが、新しい形のテナントリーシングの成否について、今後も注力していきたいと思います。