ビルアンサー
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土地の境界確定って??①

ビルオーナー様からのご相談で、意外と多いのが、隣地との境界確定についてです。

古くから所有されているビルの場合、隣地との境界確定がなされていないケースが非常に多いです。また境界確定がなされていると思っても、

①境界確定書の内容が正しくない

➁確認が漏れている境界がある

➁境界確定書類が紛失してしまった

➂境界確定の内容と、現地の状態が変わってしまっている

➃境界確定書類に、承継文言がない

などの事情により、再度やり直しが必要となるケースが多々あります。

今回は、境界確定をめぐるトラブル事例とその解決方法について、ご説明してみたいと思います。

まず、①境界確定書の内容が正しくないケースについてですが、多いパターンが、調印者が調印時の土地の権利者ではなかったケースで、実際の権利者ではない家族が調印していたり、売却後の日付で、前所有者と調印していたりするケースです。

相手方の調印者が権利者でない場合もありますので、慎重に進めなければなりません。過去の境界確定書類だけを見ても、調印時の事情が分からないことがほとんどです。

土地の相続や売却の際に、困ることも多いため、境界確定を行った際には、境界確認書だけではなく、経緯をまとめた説明書類を作成しておくことが必要ですが、土地家屋調査士、測量士、仲介業者に一切の手続きを任せてしまい、経緯が引き継がれないケースがほとんどです。

次回以降、他のトラブル事例について、ご説明します。