ビルアンサー
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外食産業の業務変革とGo To Eatキャンペーン

新型コロナウィルス対策による外出自粛要請で、観光産業や外食産業、旅行業界、エンターテイメント業界は大きな経済打撃を受けました。

観光産業の他に深刻なのが外食産業で、大手外食産業の3月~5月期連結決算は、7社のうち6社が赤字となっており、自粛解除後再び感染が増え始めている今、今後も厳しい状況が続くと思われます。

こうした経済状況を改善すべく、国は官民一体となった需要対策として掲げられたGo To キャンペーンですが、その是非について連日ニュースで取り上げられています。

Go To キャンペーンは、令和2年度補正予算総額1兆6794億円をかけ、官民が手を組み、需要活性化の対策を講じる事を目的としています。

Go Toキャンペーンは4つの分野

Go Toキャンペーンは、トラベル代金補助、飲食代金補助、イベント代金補助、商店街支援の4つの分野に分けられます。

それぞれの分野で利用金額に合わせて、クーポン等の補助や割引などを行い、需要を促し、少しでも需要が改善することを目標としています。

その中の1つGo To Eatキャンペーンでは、お店をオンライン予約し来店した消費者に、飲食店で使えるポイントなどが、一人当たり最大で1000円分が付与される仕組みになっています。

その他にも登録された飲食店で使える2割相当の割引が付いたプレミアム付食事券が発行されることになっています。

いろいろな改革が試みられている外食産業

Go Toキャンペーンでは補助や割引を出すことで、消費者に外食をしてもらうことが狙いですが、もう一つ感染対策をしっかり取ることで、安心して外食を楽しんでもらおうというアイデアも見られます。

緊急事態宣言中は、デリバリーサービスやテイクアウトなど、店外用の食事を提供するサービスで、乗り切る工夫をしていました。

最近では、新しい取り組みとして安全対策を取りながら、店内で飲食を楽しんでもらうシステムが、注目を集めています。

新しく注目を集めているのは、スマホを利用したセルフオーダーシステムです。これを利用すると注文を取りに来るスタッフとお客との接触が無くなります。

さらに複数の人が使うメニュー表が店舗に置く必要なくなり、スタッフはオーダーされた料理の配膳のみを行うことで、感染のリスクを減らすことができます。

上記サービスは、株式会社Extlinkが開発したセルフオーダーシステムのSMASEL(スマセル)や、株式会社AliveCastが提供する電子メニューのExMenu(エクスメニュー)などがあります。

IT技術を利用したなシステムが開発されることで、コロナ禍でも外食を利用してもらおう というさまざまな改革が行われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はコロナ禍における外食産業業界の改革とGo To Eatキャンペーンについてご紹介してまいりました。

官民が一体となり、外食産業を救済しようとするGo To Eatキャンペーンですが、感染拡大が止まらない今、割引やサービスだけでは、深刻な状況を乗り切るのは難しくなってきているようです。

コロナ感染症の拡大を食い止めるには、人との接触を減らすことが有効だとされています。長期化が予想されるコロナ対策では、セルフオーダーシステムの導入など、新しいシステムを取り入れ、安全対策を取りながら外食経済を回していく取り組みが必要となるでしょう。